旅人の主人公が盗人の冤罪で投獄され騒動に巻き込まれていくARPG。
アクションは1マス前に剣を振ること、2マスまで飛ぶ魔法のみの単純操作で難易度は低い。
寝室要素は敵にやられることと自ら堕落や誘惑をする定番で、無敗の純潔を貫けばほとんど何も起こらないようにもでき、その場合でないと見られないイベントやエンディングも用意されている。
フリーシナリオの面白さ
メインシナリオを進めると同時に世界を自由に歩き回ってサブイベントも進行できる自由度が特徴。
その自由度に合わせてイベントやエンディング分岐に名声や悪名が影響するなど、どのようなプレイをしているかでNPCの反応や展開が少し変わってくる。そこらのNPCを始末してもいいし、堕落してもいいし、純潔を守ってもいい。緊迫のメインシナリオの途中で意図的に進行を止めて淫らに遊んでも自由です。
この類いの同人ゲーとしては異例なくらいシナリオが用意されており、舞台設定の深堀り、キャラの描き分け・掛け合い・個性付けなどもよくできていて、適当に歩き回ってそこら辺のNPCに話しかけることも色々な話をしてくれるので探索を自然気ままに行える。
寄り道したからこそ得られる装備や服装など探索を楽しませるわかりやすいご褒美があるのもメリハリとして良い。
遊びやすいバランス
戦闘はおまけみたいなものだが、アクションなのに武器を構えたり攻撃をするまでにカクカクになってしまうなど、そんなレスポンスの悪さは気になる。とはいえラグのない魔法を使えばそれらは解消され、フリーシナリオなだけに適当に歩き回ってイベントをこなして装備の刷新でもやれば良くも悪くもバランスは簡単に壊れる。
メインもサブも進捗度を確認できる機能があって、間隔が空くと目的を忘れてしまう自由度の高いゲームの問題も解消できているし、エンディング後にそのまま続けられるのでイベント回収も容易。
問題は地図がないので無駄が生じまくること
ファストトラベルはあるので街単位の移動は一瞬で済むが、街から少し離れた場所がイベント指定になっていると導線に具体性がないので時間を取られてしまう。ただでさえフィールドが広いうえに意味のない袋小路や回り込まないと進ませない意地悪もあり無駄手間を余儀なくされる。
「王都の南東」だの「廃坑近くの小屋」だの、わかるわけねーだろと突っ込まずにはいられず、あてもなく近辺を歩くだけの時間があまりにも長くなり、少しでも迷ってしまうと「またか…」と途端に意気消沈する。
また、取り返しのつかない選択肢などもあるのにサークルの攻略サイトが肝心な箇所を載せておらず使いにくいのもマイナス。例えば、時間の概念のせいで夜などの時間限定でないと出現しないNPCがいること。イベント進行役や悪名の数値が一定以上で出現するNPCなどがそれに相当するが、それらの存在を知る取っ掛かりすらほぼ分からないのはせっかくの機会を失うだけでもったいない。イベントに向けた導線が足りないのが難点。
まとめ
- フリーシナリオRPGでメインそっちのけにすればバランスは壊れる難易度
- キャラの描き分けやテキストの量などシナリオ面の問題なくメインもサブも楽しめる
- フィールドの広さに対して導線がなく袋小路ばかりなせいで無為な時間が生じやすいのが難点
- 回想は見なくても自宅の回想部屋で開放できる







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